こんにちは、ゆきけーです。

今回は、ちょっと危険?な
コピーライティングテクニックをお伝えしていきます。



今回のテクニックは以前に書いた
脳内にイメージが浮かぶコピー
という記事のテクニック応用で、
読者に少しストレスを与えて気持ちを動かすタイプのテクニックです。

なので、ちょっと危険というか、あまり多用はできないんですよ。

 

それでは説明していきますね。

上で紹介した記事で書いている通り、
イメージをかきたてる書き方をすれば
より内容に感情移入しやすくなりますよね。

 

そして今回は、それをさらに発展させ、

理想の状態をイメージした後、
それを失った状態をイメージして落ち込んでもらう

というテクニックなんです。

 

これはどういう事かというと、
人間は、得られるはずのものを取り逃した時より
今持っているものが無くなる事のほうが恐怖を感じるんです。

これを絶対に損をしたくない心理-損失回避性-といいます。

 

それを利用し、レター内ではじめに、
そのサービスを得られた状態の快適さを
イメージを使った文章で想像してもらい、
その想像に浸って幸福感を味わってもらいます。

この後に、サービスを買わなかった事で考えられる、
悪い状態をイメージさせる文章を使い、
めいっぱい嫌な思いをしてもらうんです。

結果、サービスを利用してもいないのに、
あたかもすでに手に入れたがごとく味わった
幸福感を奪われたような感覚になり、とても不安になります。

 

その不安を解消するためには、サービスを実際に購入するしかないので、
奪われた幸福感を取り戻そうと、サービスを購入しようとする、

 

こういった仕掛けになっています。

 

これを聞いてあなたは、ちょっと悪い感じがするなぁ、と思いました?

このテクニックをはじめて知った時、
私は「ズルいなぁ・・・」と思いました。

セールスやコピーライティングについて
あまり知らない状態でこれを知ったら
そりゃ、あくどいと思うのも無理はありません。

 

ですが、コピーライティングをする以上、
自分の紹介するサービスでお客が確実に利になるようなものを
選んで紹介しなければなりません。

それが出来ていれば、お客の為に
ある意味不親切とも取れるセールスをしても、
最終的なお客の笑顔の為に、必要な時もあります。

 

これについては
行動してもらうための後押しとしてのコピーでも触れています。

自分の商品でお客に恩恵を与えられる、絶対の自信があるからこそ、
こういったテクニックを使っても許される、とも言えます。

 

あと注意点としては、
読者に負荷(ストレス)をかけて行動させるタイプの技術なので
いざという時のみ使うようにしたほうがいいですね。

 

恐怖や不快感を使ったテクニックはリスクもありますが
非常に強力なので、使いどころを考えて
効果的に使っていきたいですね。