どうも、ゆきけーです。

今回は、スワイプファイルについて
お話ししていきます。

 

 

あなたは、テレビのCMや雑誌の広告などを見たとき、
「おっ!?」となるようなセールス文を見かけたことはありますか?

 

そういう文章って自身にとっては新鮮で意表を突かれたり、
あるいは極めてシンプルで直球なものもありますよね。

 

今後、ネットビジネスをやっていくのなら、
そういったコピーは写真を撮ったりメモしたりして、
保存しておくといいですよ。

 

コピーライターの間では、自分が気に入ったり記憶に残るような
すごいと思ったコピーは、常に記録し、まとめて収集する
習慣があります。

 

これを「スワイプファイル」といいます。

 

スワイプとは「盗む」とか「借りる」といった意味があり、
つまり、いいな!と思ったコピーを収集・保存しておいて
自分がコピーを作る時に参考にするんですね。

 

もちろん、全く同じコピーではパクリなのでいけません。

 

そのフレーズの構成のみを真似たり、
自分では思ってもみなかった斬新な表現を真似たり、
自分の発想しだいでどのようにでも参考にすることができます。

 

自身が驚いたりしたということは、今までの自分には
無かった新しい方向からのアプローチがされたコピー
ということですから。

 

また、コピーには「型」というのがあります。

 

どういう順序でどういった事を言えば効果的なのか、
といったテンプレートのようなものです。

 

教材などでは一般的とされるコピーの型が紹介されていますが、
一流のコピーライターは、それぞれが独自の型を持っています。

 

そしてその型は、新しくて図晴らしいと思ったコピーと
であった時など、常に独自に改良を続けます。

 

そうすることで、他の誰のものにもない
独自の文章運びができ、独自のものは
顧客も見慣れていないので効果が高いです。

 

また、最初のうちは一流ライターのように
独自の改良を型に加えるのはあまり良くないので
一般的な型を知ることで、まずは基礎を固めることが出来ます。

 

 

 

正しいモデリング

また、コピーライティングにおいてコピーを真似るということは、
ただ見た目をコピーする事ではありません。

 

ただ似たような言葉遣いでつらつらと書いていけばいいわけでは
ないんです。

 

売れたコピーというのは、顧客から見て受け取った情報より
はるかに多くの情報、顧客の心のうちに上らない
水面下の仕組みがあります。

 

一流のコピーライターは、その深い部分も考えて
コピーを考えています。

 

・そのコピーはなぜ心に刺さるのか

・なぜその言葉を選んだのか

・なぜこの文章構成なのか

・このコピーで刺さる顧客はどんな人なのか

。刺さる顧客の心の中はどのようにして刺さるのか

 

など、さまざまな点で考え抜かれています。

 

 

普通に読んでいると分かりませんが、
売れるコピーというのは、

 

文字の見た目をした精密機械

 

です。

 

言葉のひとつひとつから全体の流れまで、
全てに無駄がありません。

 

私たちはそれらの精密機械を
分解、観察し、学べる部分を学び、
それを自分を通して再出力することで
自分の物とすることができます。

 

売れるコピーの深い部分を学び、
ぜひあなたのコピースキルの糧としてくださいね。