どうも、ゆきけーです。
今回は、マーケティングやコピーライティングに活用されている
購買心理のひとつである
「損失回避性」について説明します。
あなたも損はしたくないですよね?
そこでひとつ例を出したいと思います。
【問題1】
A:無料でSSRが1枚確定で出るガシャ
B:50%の確率で、SSRが2枚または、
0枚の2パターンがある無料ガシャ
どちらのガシャを選びますか?
・・・・・
恐らくAを選んだかと思います。
ではもうひとつ例を出します。
【問題2】
A:100%の確率で蘇生するけどHPが5%しか回復しないアイテム
B:50%の確率で蘇生失敗するけど成功したらHP全回復するアイテム
どちらを選びますか?
・・・・・・
恐らくBを選んだかと思います。
このように、ノーリスクではより確実に得られる方を、
自分がかなりリスクを負っている場合は確率が少なくても
一発逆転に賭ける方を選びやすい心理を
「損失回避性」と言います。
これは自分が出来るだけ損をしないような選択を無意識にしてしまう心理で、
上の問題の場合、
【問題1】は、貰えないかもしれないリスク(損)をしないように、
【問題2】は、問題が解決しないリスク(Aだと蘇生してもあまり生きれない)
を取らないようになっています。
問題2では、Aを選んでも問題は解決しないが、
Bなら50%の確率であっても当たれば問題は確実に解決する
という心理からBを選択するんですね。
この損失回避性という心理に関連して、
「プロスペクト理論」や「保有効果」という効果も使われています。
要は、「人間は得をすることよりも、損をすることへの注意が向きやすい」
という理論です。
考えてみれば当然な気もしますね。
そりゃ最初からタダで貰える物の大小より、
今の自分から何かが無くなるかもしれないと言われる方が
ドキッとしちゃいます。
ですがそこを上手く突いてくるのが、上手なセールスなんです。
アフィリエイトなどのネットビジネスでも、
この心理を利用してセールスや販売戦略を立てているものがあります。
たとえば、
「つい最近販売が開始されたこの商材は、画期的な理論が使われており、
今後広く業界に普及していくでしょう。
しかし何事も早いもの勝ちなのは世界の真理です。」
「あなたが購入を考えてる、今この瞬間にも
どんどん他のライバルはこの商材の画期的なノウハウを手に入れ、
幸運なことに”今はまだ”未開の地であるフロンティアを美味しく味わっています。」
「私のみが配布しているこの特典は素晴らしいもので、
多くの成果報告が上がっています。あなたが今これを買わなければ、
他のライバルがみんな手にしている、この強力な武器を、
あなただけが取り逃してしまう可能性だってあるんです。」
・・・とまぁこんな感じです。
このように、買わなきゃ損!というような言い回しをすることで
この損失回避性をうまく利用してセールスしています。
ちょっと不安を煽るようでいい気持ちがしないかもしれませんが、
あなたが自身の紹介する商材やコンテンツに自信を持っていれば
読者の為と思ってこういった手法も使えるようになるでしょう。
それでは今回も見ていただき、ありがとうございました。