ゆきけーです。
今回は、情報商材アフィリエイトでの基本的なマーケティング戦略である、
フロントエンドとバックエンドのシステムについてお話します。
フロントエンド
情報商材アフィリエイトでは一般的に、この「フロントエンド」と「バックエンド」
という2つ、あるいはそれ以上の
複数の階層によって読者を分けています。
このシステムは、
最初にフロントエンドという比較的安い、
または無料のコンテンツを幅広く提供することで
集客、ブランディングを行います。
最初から高い商品は誰しも買いにくいものですよね。
ですので安めのコンテンツを宣伝も兼ねて提供し、
興味がある人を集めてきます。
この時点では主に見込みのある読者の集客が目的なので、
読者にとってジャンルの分かりやすく
お得なコンテンツを用意します。
そうすることで、
「めっちゃお得そうだし、これなら外れても損は無いかな・・・」
と、ある意味特典で釣るような形になります。
そして、実際にフロントエンドのコンテンツを読者が見たとき、
読者が心を動かされるようなコンテンツである必要があります。
これがフロントエンドのもうひとつの意味「ブランディング」ですね。
読者はフロントエンドのコンテンツを手にした時点では、
外れでも構わない、程度の心境で見ています。
ここで、フロントエンドが読者の期待を
上回るクオリティのコンテンツであることで、
その差が読者の心理に「高評価」として残ります。
「半信半疑だったけどこの特典すげぇ!」となってもらうのが目的です。
それと同時に、コンテンツにオリジナリティを出しておくことで
「この人すげぇ!」←アフィリエイター自身の評価も上がるようにします。
バックエンド
次に、フロントエンドより比較的高い、バックエンドと呼ばれる商品をセールスし、
本格的に利益を得つつ、更に強力なブランディングをかけます。
このシステムでは主にこちらでの利益を目的としています。
一般的には高額塾と言われるものが
バックエンドである場合が多いです。
高いものは数十万するなど(!)
とても高価な場合もあり、
これのクオリティが低かったりすると、
いわゆる高額塾での詐欺
と購入者から言われてしまいます。
なので、その高額な値段に見合うくらいの
クオリティの商品を提供する必要が出てきます。
フロントエンドでは得られないような、
密度の濃いものかつ、更に評判を高めるもの、
最終的にはアフィリエイターへの
個人的な信頼を勝ち取ることが目的です。
これらを満たすものとして、バックエンドでは個別指導や
キャンペーンなどを企画し、
購入者を全力で支援するものが一般的です。
そしてこれらを通してアフィリエイターと
密接な関係を築いていくものが多いです。
こういったバックエンドを行うことで、読者は
そのアフィリエイターのファンとなり、
息の長い協力関係を築くことが出来ます。
ソシャゲ業界でのフロントエンド・バックエンド
こういったフロントエンド・バックエンドのシステムは、アフィリエイトだけでなく
他の業界でも普通に行われています。
例えば、最近のソシャゲなどはそうです。
例えばモバマスを始めとするソーシャルゲームは、
基本プレイは無料です。これ以上低い敷居は無いですよね。
そして広告に大金を払ってバンバンCMを流します。
基本プレイ無料のゲームに広告料をかけるのは、
普通のテレビゲームの感覚だったら有り得ないですよね。
ですが、バックエンドで大きく稼ぐ戦略があるからこそ、
フロントエンドではまず数を集める必要があります。
そうして面白そうなCMやプレイ無料という情報や
話題のゲームという言葉に惹かれて
「とりあえず触ってみるか・・・」とプレイヤーが集まります。
すると次の段階としてブランディングが始まります。
バックエンドへ繋げるため、キャラクターやストーリーに全力を注ぎ、
プレイヤーをそのゲームの世界へダイブさせます。
ここでプレイヤーの予想を上回るクオリティを出せれば、
プレイヤーは良い意味で驚き、一気にファンになってくれます。
この時点で十分な集客をし、
ゲームプレイによってブランディングの構築が完了されていれば、
もうプレイヤーはそのゲームのファンとなっているも同然です。
そうしてバックエンドへと繋げていきます。
ソーシャルゲームでの課金は、
ギャンブルと同じ心理作用が使われていますが
ブランディングも相まって、非常に強力な購入欲を掻き立て、
数千円~数十万円もの大量の課金による利益を回収しています。
最後に
このように、フロントエンド・バックエンドは、ブランディングが大きく成否を分けます。
小さいブランディングから
大きいブランディングへ移行していくことで、
よりお客は深く、あなたのファンへとなっていきます。
その為には、常にお客の予想以上の
クオリティのコンテンツを提供する必要があります。
ですが、あなたがあなたの読者に本当に稼いでもらいたいと思って
読者の目線でコンテンツを作れば、それは必ず、あなたの読者にとって
助かるコンテンツになりますので、心配はいらないです。
読者を育てる気持ちでアフィリエイトに取り組みましょう。
それでは今回も見ていただき、ありがとうございました。