どうも、ゆきけーです。
今回は、認知的不協和についてお話しします。
ちょっと複雑かもしれませんが、分かってしまえば簡単ですし、
よく使われるテクニックなので、ぜひ覚えていってください。
認知的不要和とは心理的効果の一つで、それを利用したテクニックです。
人間は、自分の信じている考えと全く相いれない事実を直面したときに
非常に強いストレスを感じます。
今まで自分が当然だと思ってきた認知が、
まったく異なる認知によって覆され、混乱して信じられない状態です。
つまり矛盾状態です。
これが認知的に協和状態でない＝不協和な状態です。
そしてその不協和状態が続くととてもストレスになるので
その不協和状態を何とか矛盾のない繋がった状態に整えようと、
通常ならありえないような考えをして、
ふたつの認知を無理やり橋渡しして均衡を保とうとします。
こうして出した考えによって矛盾する認知が
繋がって安心すること＝協和状態と言えます。
自分の信念と客観的な事実が、相いれない異なるものだと
今までの自分が間違っていたのではと思いたくなくてストレスを感じ、
なんとか自分を正当化しようと、トンデモ理論であっても信じてしまう、
といった感じです。
この認知的不協和についての事例は、
正当化についての理論なので、
この影響が分かる事例であるほどデリケートな話が多く、
事例を出すのが難しいのですがね・・・（笑）
たとえば、普通の人はこの不況の中、仕事をしてお金を稼ぐことは大変で、
ましてやビジネスで月収百万を稼ぐことなんて
とても困難だと思っていますよね。
ですがネットビジネスの業界では、実際にこの不況でも
涼しい顔して月収１０００万程度を稼いでいる人もいます。
月収百万は割と多くの人が達成していますし、比較的簡単な方です。
ましてや月収３０万なら、やりかたさえ間違えなければ
誰でも達成できます。
そういった事実を知ると、
今まで自分が信じてきた労働の大変さや社会の常識が
音を立てて崩れそうになり、ストレスがかかります。
そんな時、アフィリエイターはこう言います。
「社会の多くの人は知らないし信じようともしないけど、
ネットビジネスをすればこのくらいの事は当然です。
みんな知らないだけです。」
その時の顧客は、自分の常識が崩れてしまうのを防ぎ
自己正当化をするための理屈を必死に探している状態なので、
驚くほどカンタンにその話を受け入れてしまいます。
これが、認知的不協和のカラクリの例です。
このテクニックは非常に強力で、やもすれば
洗脳にすらつながりかねないものです。
ですが正しく利用できれば、ネットビジネスによって
自由を掴むことが出来る人を増やすことが出来るので、
あなたが十分に知識を付けた後、
あなたの読者を助けたいという正しい心をもって活用してください。
認知的不協和について
