こんにちは、ゆきけーです。

文章テクニックのひとつに、
わざと商品やサービスの欠点を自分で話すテクニックがあります。



 

どうしてセールスなのにあえて欠点を話題にするの?
となりますよね。

確かに世間一般的なセールスの常識で考えたら、メリットは説明しても
デメリットを説明しようとはしませんよね。

ですが、デメリットを説明しても、
その分だけメリットを増やせるテクニックがあるんです。

 

デメリットをあえて丁寧に説明する

どんな商品にも短所はあります。ですがあえて短所も説明することで、
その商品の長所を引き立てるためと、正直さのアピールに繋がるんですね。

 

例えば、ソシャゲは基本的に無料でプレイができて、
綺麗なキャラクターのイラストやボイスをタダで聞けます。

更に、気に入ったキャラクターを応援すれば、
新しいカードや特典といった形でお返しが貰え、
もっと応援したくなりますよね。

ですが、応援するには課金が必要になるため、
使いすぎには十分注意しなけれないけません。

しかしそれでも、節度を守った上で課金して
応援した分だけ好きなキャラクターがあなたに応えてくれるのは
まるでゲームを通してキャラクターとリアルタイムで繋がっているような、
そんな嬉しさを感じさせてくれますよね。

普段は小額の課金でチビチビと小さい特典を集めておき、
イベントの時に一気に課金してチャンスをしっかり掴むのが、
お金を無駄にせず好きなキャラも全力で応援できる、
賢い課金方法ではないでしょうか。

 

・・・こんな風に書けば、デメリットを説明しつつ、メリットも押し出せています。

確かに○○のような短所もあります・・・。
ですがその分だけ、△△は素晴らしいということです・・。
っといた感じですね。

 

他人にとっての短所は、あなたにとっての長所

また、デメリットをそのままメリットになるように
言い換えてしまうこともテクニックのひとつです。

ターゲット外の人にはデメリットになるような事でも、
ターゲット内の人にはメリットになるような点を選べば
短所の説明がそのままそっくり長所に読み取れるようになりますよ。

 

例えば私の好きなゲームがあるのですが、

それは間違いなくミリタリー玄人向けの
とても地味で、シビアで、リアルなゲームです。

・・・かなり煽るような文章ですが、
「難しいゲーム→玄人好みなゲーム」
といった風に短所を長所に取れるよう、言い方を変えています。

こうすることで、初心者な人には避けられますが
反面、コアなミリタリー好きな人にはとても魅力的に映ります。

・・・コアなミリタリー系のゲームって、そういう所ありますよね・・・。

 

自分で反対意見を入れ、それを自分で覆す。

信用を得たいと思うとき、やはり説得の方向性がひとつだけですと、
その角度からは見えない短所を見落としている場合があるので、
信用されにくいです。

 

「値段は高いし内容もシークレットで、保障も全く付いてないし
どれくらい稼げるかは本人次第だけどとにかく稼げるのは事実だよ!」

「大丈夫絶対稼げるから!ぜったい!」

・・・これじゃ安心して貰えるはずないですよね。

 

なので、セールスレター(宣伝文章)の中で、
あえて書いている自分で色々な角度からその商品への疑問、反対意見を書き、
それを自分で論破していく手法が効果的です。

実際に読者が思いやすい反対意見をあげて、
それに対してあらかじめ論破していくことで、
「・・・こんなに論破できてるってことは、確かな商品かもしれない」
と思ってもらうことが出来ます。

 

例としては

Q.二次元って想像上の彼女なんでしょ?つまんなくね?
→自分の好みのままに出来るからむしろリアル女性より楽しいですよ!

Q.ギャルゲーとかしてて虚しくない?
→心の中に彼女は実在してるんですよ?
(想像で)手を触れれば暖かい感触が伝わってきます。”これは現実です”

Q.現物が残らないソシャゲに課金するのってアホじゃね?
→あなたにだって楽しかった旅行の思い出とかありますよね。そういうことです。

Q.キモオタとかマジ勘弁なんだけど
→あなたと私では住んでいる世界が違いますので、お互い様ですね。

 

・・・・こんな感じですね。
なんというか自分で書いておいてですが、すごい意志の固さを感じます・・・!w

この反論と回答をすることで、「二次元もひとつの現実である」というアピールポイントを、
読者に直接呼びかけずに、脳内でメッセージを浮かび上がらせることが出来ます。

 

これは読者の反論を予防線として対処できる上に、
丁寧に回答すれば、誠実さも伝えられるので、とても有効な手です。

 

まとめ

ここまで3種類ほどテクニックを紹介しましたが、
あえて短所を自分から発してそれを使って長所を引き立てれば、
きちんとデメリットの説明もできますし

デメリットもデメリットだと感じにくくされやすくなるので
メリットばかりに見せられます。

一石二鳥、もしかしたらそれ以上の効果を発揮することもあるので
是非使っていって貰いたいです。