この記事を見てくださってありがとうございます!
ゆきけーです。

今回は、ブランディングのレベルごとの違いについて話していきます。



まずブランディングについてのおさらいですが、
ブランディングとは

の記事で概要を説明していますので、
ブランディング自体なんぞや?という場合は
まずはそちらをご覧下さい。

 

 

 

ブランディングについてのおさらいが済んだところで、
今回の本題に入っていきます。

ブランディングには、構築されているブランディングの深さによって
3つの種類に分類されています。

 

それは、
機能的ブランディング
・感情的ブランディング
・自己表現ブランディング
です。

 

これは上から順に、下へ行くほど深くブランディングが構築されていき、
根強いファンになっていくということです。

それでは上から順に説明していきます。

 

機能的ブランディング

機能的ブランディングとは、単純に読者にとって
欲しい情報を持っている場合のブランディングです。

例えばWikipediaは「大抵のことは載ってる便利なサイト」ですよね。
そういった意識があなたの頭の中に構築されている状態が、
Wikipediaへの機能的ブランディングが完了している状態といえます。

 

ですがこのくらいの深度のブランディングでは、
他に良いサイトを見つけたらあっというまに乗り換えられてしまいます。

これではただの便利屋だとしか思われていない状態です。

そこで、次の段階のブランディングへ進みます。

 

感情的ブランディング

感情的ブランディングは、ただ便利なだけじゃなくて、
対象にいい印象を持っている状態です。

あのコンビニはかわいい子がレジしてるから
遠くてもそっちのコンビニに通おう!

みたいな感じです。

 

アフィリエイトでも、ただ無機質に商材のレビュー記事ばかり載せてるサイトより、
為になる色々な記事の書いていて、サイト主の人となりが伝わってきて
「いい人ぽいなー」と思うサイトの方で買いたくなっちゃいますよね。

それこそが、感情的ブランディングの効力です。

 

この状態でもブランドは構築されていますが、
更にもう一歩、最も深いブランディングへ
読者を導きましょう。

 

自己表現ブランディング

自己表現ブランディングは、ブランディングの最も深い段階であり、
この状態まで到達すると、あなたにとって最早仲間といえるほどの
つながりの深さができます。

会社とかによくある「社訓」や、「経営理念」の部分でもあります。

 

普通の会社などで言えば、たとえば「エルメス」とか「ベンツ」などは、所持しているだけでステータスとなり、
「こんなブランド品を持ってる自分カッコイイ!」って思うはずです。
そのブランド品を買うことで、自分がそのブランドイメージの仲間入りをするように感じます。

これも、自己表現ブランディングです。

 

高級ブランドの商品を持っていることで
自分もそういったブランド品を持っているような
高ステータスのな人の仲間入りを果たしたような気持ちになります。

このように、高級ブランドの仲間意識を共有させるように
ブランドイメージを構築しているのも、
ブランドメーカーの戦略なんですね。

 

なのでよく、「○○を持ってないなんてお前ニワカか?」
というレスに、「好きなようにすればいいだろこれだから信者は迷惑なんだよ」

みたいな会話が某掲示板で日々繰り広げられていますが、
これはある意味、会社のブランディングのかかった信者がその意識で
話すので、ブランディングがかかっていない人と衝突してしまうんですね。

悲しい話ですね(笑)

 

二次オタで言えば、同じキャラが好きなクラスタ同士、
もっと言えば特定のキャラ好きという名の下に集まる
ひとつのチームとも言える仲間意識。

つまり「志」が必要になってくるんです。

自己表現ブランディングは簡単に言うと、
同じ目標のために集まった仲間、
同志の集まるコミュニティ意識を作る事です。

 

あなたが掲げた志や目標に、読者が賛同して付いてきてくれることが、
自己表現ブランディングが出来上がった状態といえます。

この場合、読者はただ便利だとか、いい人だとかいう次元を超えて
あなたの理想に感動してくれています。

なのでこの段階までブランディングができた読者は
そうそう離れていったりはしません。

 

ただのアフィリエイター同士のビジネスライクな関係よりも
同じ目標を分かち合う仲間として向き合うことが出来れば、
それはただの同業者やビジネスパートナーでなく、
個人的な素晴らしい友人にもなり得ます。

こうして出来た友人は、お互いアフィリエイター同士なので
時間やお金の制限を受けず、
好きなときに好きなだけ一緒に遊べますので、
あなたも最終的にはこの段階まで読者へのブランディングを構築して、
ぜひ仲間を作っていって欲しいですね。

 

 

 

それぞれのブランディングの作り方

それでは、それぞれの段階のブランディングを
どうやったら構築できるかを説明していきますね。

 

 

機能的ブランディング

これは、単純にターゲットに役に立つ情報を
多く投稿していくことで構築されていきます。

はじめのうちはマーケッティングやアフィリエイトやSEOなども
ちんぷんかんぷんな人が大多数なので、
まずそういったものがあるよーということや、
その種類とか、詳しい取り組み方なども説明していくといいです。

あとは、あなたが実際にアフィリエイトでの作業をしていて、
「解決するのに手こずったなー」といった所を

記事にすると、同じようなことで
困った人にとって役立つので、それもいいですね。

 

ただ、こういった情報の記事は多くの場合、
他のサイトと被ってしまう場合があります。

「アフィリエイトの種類」なんて検索すればずらーっと出てきます。

じゃあ既にある情報だし、記事にしなくてもいいかというと、
そうでもありません。

教材などを見て理解したつもりでも、実際書き出してみると
「ん?ここどうだったっけ?」という場合が、多くあります。

ということは、教材を見ただけの状態というのは
分かったつもりで理解できてない所がある事を自覚できていない状態
だと言うことができます。

なので、教材を読んで得た知識を整理して定着させる為にも
記事を書いたほうがいいです。

 

それに、たとえ似たような内容でも、サイトによって
言い回しや視点が違っているので、
読者に感情的ブランディングをする為にも
あなたの言葉で、あなたから必要な事を伝えたほうがいいんです。

 

 

感情的ブランディング

これは、記事の文章やセールスの方法、お問い合わせの対応など、
様々な部分であなたの人柄や性格を出していくといいです。

ですが、基本的により見せたい、
性格の良い部分を強調して出していくのと、

いい所ばっかり出していては薄っぺらいので、
引かれない程度の、適度に弱い部分、
影の部分も出していくことで、
読者はよりあなたに人間的な親しみを持ってくれるようになります。

 

 

自己表現ブランディング

この段階のブランディングをするには、
まずあなたが運営するサイトの「テーマ」をそのまま理念にするのがいいです。

ニーズの記事に書いてある事のように、差別化や競合を考えて
サイトのテーマ(=相手にするニーズ)を考えてサイトを作りますが、
その時、ターゲットにした読者層へ訴えていくメッセージ、
それを理念にすると、非常に分かりやすいです。

例えば、サイトのターゲット決めの時に
「ニートを脱出して金持ちになりたい」
というニーズに対応したサイトを作ったとき、

 

それをそのまま

「今現在ニートの人に助けの手を差し伸べて、
自由に稼げて幸せな人生を楽しめるようになってもらいたい」

といった理念にすることができます。

 

このように、あなたがそのサイトで誰に何を提供していきたいかを考え
それを志にして主張していくことで、
自己表現ブランディングが高まっていくんですね。

 

もしSEOなど関係なく最初から叶えたい理想があるならば、
ライバルが多少いても構わずそれをテーマにしちゃいましょう。

あなたが心からやりたいと思ったテーマが一番ですから。

ゴールがライバルサイトと同じか似ていても、
それへのアプローチをあなた独自の考え方でやっていくことで、
十分あなただけのブランド作りはできます。

 

実際、アフィリエイトブログは必ずといっていいほど
お金を稼ぐ事をテーマとしていますが、
アプローチの角度や、サイト主の考え方などで
十分個性的なサイトが多くありますので、
心配することは無いですよ。

 

最後に

ブランディングは、深層になっていくにつれ、
あなたと読者の心理的距離が近くなっていきます。

いずれ、特定の読者とは仲間のように接するようになるので
読者を思いやりつつ、ある程度等身大の自分を見せていくために
自分自身の性格がどのようなものか、再認識しておくといいです。

いい所も悪いところも自覚した上であなたらしく振舞えば
きっとあなたを特別に思ってくれる人が見つかると思います。

 

それでは、長くなりましたが今回も見ていただき、ありがとうございました!