どうも、ゆきけーです。
では前回(自己啓発本を読んでも成功しない理由1【☆】)
の続きをお話ししていきます。
自己啓発本は何も行動しない人たちほど
よく買っているという実情があります。
自己啓発本は、このご時世のなか、あくまでそれが最後の希望かのように
非常に多くの人の手に取られています。
実際は成功する人はほとんどいないにも関わらずです。
このような構造が出来たのは、自己啓発本が持っている性質にあります。
自己啓発本は精神面を鍛えるものという性質上、必然として
読者の気持ちを盛り上げます。
つまり、読んでるだけでも気持ちが明るくなるんです。
そして読者は効果が無くても満足します。
読めば気分が良くなるので、
稼げなくてもさほど疑いの目を向けないからです。
出版社は売れ行きがいいと知ると、
自己啓発本を大量に出版します。
著者も当然その流れに乗ってたくさん書きます。
結果として、
本屋さんには稼げないのに自己啓発本をひたすら買い求めるお客と
そうした客のための自己啓発本が溢れるんです。
最終的には出版社と著者と店だけが儲かり、成功します。
自己啓発本は今や現代の宗教とも言えるくらい
人々の心をとらえ、その背後にはお金が流れています。
自己啓発本の良さを知っている私からすると
非常に不本意ですが・・・。
実はこのような構造は、悪質なネットビジネスと同じなんです。
広告やセールスページでうわべだけの甘い言葉で誘い
実際に購入した後は抽象的などの自己啓発本にも
書いてあるような言葉だけの商品だった、
販売者は売り逃げしてしまった、という事例もあります。
結局悪質なネットビジネスも、自己啓発本をとりまく構造も、
稼げない人相手の商売で成功しています。
なぜ自己啓発本を読んでも成功しないのに
販売者は成功するのか。
応えは簡単です。
ただ「儲かるために考え行動した」からです。
自己啓発本は実際に稼ぐ方法は一切書いてありません。
そうであれば自己啓発本に従わなくても
稼ぐための行動をした人が儲かるのは当たり前です。
皮肉な話ですけどね。
ですが自己啓発本が全くの無駄というわけでは
決してありません。
むしろ前の記事でも書いたように精神面での勉強には
とてもなります。
ネットビジネスで成功するのに一番大事なものは
細かなテクニックよりも、マインドだと言われています。
ネットビジネスは、ビジネスを通して自分を表現することであり、
顧客とコミュニケーションを取ることもあります。
そういった時に、本人の人間性が良くないと
「この人は稼いでるけど、人として信頼できないな」
と思われてしまい、企画やコンサルも売れず、
結局ビジネスも上手く行きません。
またコンテンツを作る時も、顧客を騙そう、あざむこうと
思って作っていると、その仕掛けを通して顧客には
絶対に伝わります。
コンテンツやサイトから騙そうとする雰囲気が
感じられる所から商品を購入したいとは思いませんよね。
仮に短期的に儲けが出たとしても、いずれ落ち目になっていくでしょう。
なのでネットビジネスではマインドが一番大事ですし、
最初のマインドセットによってビジネスの展開の仕方も変わってきます。
そういった事にとても役立つのが、自己啓発本です。
自己啓発本ならマインド面に特化して書かれているので
非常に勉強になりますし、具体的なのですぐ行動に移すことが出来ます。
ネットビジネスのマインドセットの参考に
読んでおいても決して損にならないでしょう。
まとめ
まとめですが、自己啓発本はマインド面では最高の教科書ですがそれ単体だけでは、実際の稼ぎにはつながりません。
自己啓発本は手軽に気持ちを盛り上げられるので
稼げていないのに何冊も買い求める人が多く、
それにより売り手側だけが儲かる構造になっています。
自己啓発本を読んで成功したいなら、
並行してビジネスなり投資なりをして
実際的に儲かる行動をしながら読むのがおすすめです。