どうも、ゆきけーです。

今回は、話題を変えて、
健康関連のお話しをしていきます。

 

 

今現在、世界では物質的には過去の歴史上
類を見ない程、豊かな時代です。

 

モノはあふれ、食べるものもたくさんあります。

 

ですが、再び栄養失調が原因で亡くなる方が多くなって
きています。

 

なんと、肥満によって病気を発症し
亡くなる方が多いのです。

 

これは何故なのでしょうか。

 

これについては、食べ物の値段に関連しています。

 

 

一般的に、肉は値段が安いですよね。

 

鶏胸なんか100g100円切ります。

 

また豚は鳥より、牛は豚より飼育にコストがかかり比較的高いですが、
それでもリーズナブルです。

 

 

一方で野菜は近年の天候不順もあり、価格が高騰しやすいです。

 

下手すると種類によっては豚肉ワンパックより
高いとかもあります。

 

魚も天候が原因で、同じく値段が高めです。

 

 

一方で安いままなのが穀物です。

 

米は主食なので当たり前ですが安いですよね。

 

小麦粉なども日常的に食べられ、
その結果、惣菜パンや肉と米しか入っていないような
栄養バランスの偏った、添加物が入った悪いものが、
全国のスーパーやコンビニで出回っています。

 

 

今の環境では、食事を安く済ませようとしたら
肉の揚げ物や炭水化物ばかり過剰に摂取するようになってしまいます。

 

すると、肥満になり生活習慣病を発症してしまいます。

 

今の時代は、貧しいと太り、裕福だとスリムになります。

 

裕福な家庭はちゃんと野菜など栄養バランスを考えた
食事をとることが出来、食事にお金をかけられるからです。

 

冒頭で述べた肥満で亡くなる人の方が多いというのも、
この事実が背景にあります。

 

世界中での格差の拡大により、収入の格差によって
栄養状況の格差にもなっています。

 

このままでは、将来を担う子供が十分な栄養バランスの整った
食事を取れず、発育が悪くなってしまいます。

 

問題はそれだけではありません。

 

日本人の伝統的な食事を食卓で取れずにいると、
その子供が大人になった時、また子供に同じような
食事を提供してしまいます。

 

子供は自分が育った環境のものを次の世代でも繰り返すからです。

 

このままでは日本の屋台骨である庶民の食卓から
日本食が消え、日本の食文化が崩壊する危機に陥っています。

 

これらの問題を解決するには、栄養を考えるだけなく、
経済的にも豊かにならなければいけません。

 

いくら頭を使って理想的なメニューを考えたとしても、
その材料を購入するお金が無くては、絵に描いたごちそうです。

 

 

しかしこれからの時代は、経済的な豊かさが寿命や
体の機能面での格差に発展していく時代になります。