どうも、ゆきけーです。

今回は、コンサルタントとしての知識を学ぶために
古典を読むことについてお話ししていきます。

 

上達スピードの低下

コンサルタントとしてクライアントの役に立つ知識を
どんどん勉強していくのは当たり前ですが、
いずれあまり知識が付かなくなってきます。

 

それは、最初のうちは自分はプレイヤーとしても
コンサルタントとしても初心者なので、
どんな本を読んでも新しい発見があります。

 

しかし、片っ端から勉強をしていき、ある程度の知識が付いてくると、
今度はそこらの本を読んでも既に知っている知識ばかりで、
新しい知識が手に入らなくなってきます。

 

伸びしろというのは、最初が一番あって、
上達していくにつれてだんだん
伸び率が少なくなってきます。

 

なので、最初のスタートダッシュを走り抜けた後は
常に少しずつ、じりじりとした上達になってきます。

 

本題に入るのが遅れましたが、
そうしたときにできる勉強方法として、
今回の古典を読むことについてご紹介します。

 

 

古典を読むことで得られるもの

古典というのは、今現在発展している知識の基礎となった、
先人が今より未成熟な業界の中で編み出した本質が
書かれています。

 

古典というのは、今現在の書籍のほとんどが参考にしている源流で、
今のように細分化されていない、シンプルで応用の幅が広いものです。

 

なので現代の本を読んでゴチャゴチャとした手法の多くも、
原点となる古典を読むことで、この古典からどのように発展してきたのか
を体系的に理解できます。

 

歴史も事件や出来事をブツ切りで覚えても
それぞれの出来事がどう関連しているのか分からないので
覚えにくいですが、
エピソードとして川の流れのように覚えると分かりやすいのと同じです。

 

また、今のように書籍の差別化をするためにムリヤリ変化をさせては
いない、ピュアな状態の知識です。

 

そういった古典を読むことで、その業界の本質を学ぶことが出来ます。

 

 

 

古典の探し方

では、古典の探し方について説明していきます。

 

1.現在の参考書の引用や出典、参考文献を
リストアップする。

古典というのは、その業界内では時代を超えて参考にされ、
その書籍の中の言葉も名言として引用されていたりします。

なのでそういった参考文献を片っ端からリストにしていくことで、

現在の書籍の源流を見つけることが出来ます。

 

 

2.見つけた参考文献の本の、更に参考文献を探す

参考文献を探し出したら、それのまた参考文献を探します。

 

そしてこれを繰り返すことで、膨大な参考文献のリストが出来上がりますが、
その中でかなりの数の参考文献が重複している書籍があります。

 

ということはその書物は現代の多くの書物の最も大きな源流
となった本であると言えますので、そういった本が、古典ということです。

 

場合によっては、かなり昔の書籍に当たることもありますが、
そういった本は多くの人は探し出せないので、
その書籍についても読んでおけば、知識を引用する時の
バリエーションにもなって良いです。