どうも、ゆきけーです。
今回は、マーケティングを理解する際に重要な概念となる
「マーケティングファネル」についてお話ししていきます。
マーケティングファネルというのは、
顧客が商品を買うまでの行動の変化を図にしたものです。
この図は漏斗のような形をしていて、
図の上の部分から下にかけて、顧客の数と濃度がどんどん少なく、濃くなってゆきます。
この図は顧客の行動の段階において、
最初は簡単な行動、下に行くほどハードルの高い行動になっています。
そして一番下には本命となる高額商品の購入という形です。
ネットが広まる前はこの理論が一般的で、
最終目標として高額商品を買ってもらった後は顧客と売り手とのつながりは
終わりでした。
しかしネットが発達したことで、新しい顧客の行動モデルが出来てきました。
それが
「ダブルマーケティングファネル」です。
この図は砂時計のような形をしていて、
漏斗の下部分がまたふくらんでいます。
このモデルではネットの普及によって顧客が口コミなどを投稿することで
それを聞きつけた新規顧客が入ったり、リピーターになることを表しています。
このモデルが生まれた理由は、ネットが巨大で包括的なコミュニティ、
ネット全体がひとつの社会だからです。
今は誰でもAmazonのレビューが見れますし、ＳＮＳで商品やサービスの感想などを
見ることが出来ます。
そうなることで、ネットという大きなコミュニティ内で相互に影響しあい、
共鳴するように反応が大きくなってくることで、砂時計の下半分のように
再び顧客が入ってくるようになりました。
そしてこのモデルは、ネットビジネスの新しい運営形態にもつながります。
従来のアフィリエイトは、高額商品を購入した後は
売り手はそこまで、購入者が稼げるようになったら
新しく自分のサイトを始めて独立するのが一般的でした。
しかしこのダブルマーケティングファネルのモデルを採用した
ネットビジネスでは、顧客は高額商品を購入した後も、
売り手の主催するコミュニティに在籍して学び続けることで
更に売り上げを伸ばすようになっています。
そして最初の売り手が新しい商品や企画を出すと、
これを購入して更に勉強、自分自身の利益を更に伸ばす、
そういった形になりました。
単なる売り手と買い手だけの関係ではなく、
売り手が買い手を育て、コミュニティとして運営していくことで
顧客満足と利益の両立をすることが出来るようになりました。
更に買い手が自分の運営サイトやリアルでの口コミを通して
新規顧客を連れてくるなどして、ただの売り手と顧客でない
コミュニティメンバーとして塾のように拡大していくことができます。
ネットビジネスはただ一時的に稼いで終わりというだけでなく、
稼ぎ続けるには一生学び続けるのが一番のコツなので、
このようなコミュニティに属していれば
同じ仲間と常に情報交換や刺激しあって一生稼ぎに困らなくなれます。
ぜひ、自分だけのオンリーワンで素晴らしいサイトとコミュニティを作り、
気の合う仲間と共に切磋琢磨し、一生稼いでいきましょう。
マーケティングファネルについて
