どうも、ゆきけーです。

今回は、キュゥべえを反面教師に学ぶ、セールスの誠実さについてです。

 

キュゥべえとはかの有名な「魔法少女まどかマギカ」に出てくる
マスコットキャラクターであり黒幕です。

 

アニメでは少女を巧みな話術で魔法少女に契約させ、
そのエネルギーを宇宙の崩壊を防ぐために利用していました。

それだけを取れば崇高な理由かもしれません。

しかし真相を説明せず、ただメリットのみをぶら下げて
契約させようとするのは非常に不誠実ですよね。

 

 

放送当時はキュゥべえの腹黒さ、言葉巧みに、そして嘘は言っていない
厄介さでセールスマンの鑑とか言われていました。

半分冗談なのでしょうが(笑)

 

 

しかし私は、このキュゥべえの行いにも
マーケターとして学べるものがあると考えています。

もちろん、反省と教訓としてです。

 

キュゥべえは魔法少女に契約を提案する時、
契約のデメリットを説明せず、
本人の危機的状況を見逃さず絶好のタイミングで登場し、
避けられない選択を迫ります。

 

これは当然、説明責任を果たしていませんし、
何より不誠実です。

 

しかもこれを「聞かれなかったから」と
責任回避を回避しようとするのは、
あまりにも顧客のことを軽んじてると言わざるを得ません。

 

その上クレームを付けられると
あろうことか「君たちの事が分からない」とのたまいます。

 

セールスをする者として顧客のことを理解しないで
都合よく契約を成約させられればいいと考えるのは
悪質に他なりません。

 

確かに、少女の望みをなんでも一つ叶えるというのは
大きなメリットと言えます。」

 

ですがそれでも選択の余地のない状況で
選択を迫るのは悪徳極まりないですし、
人間のことが分からないというのなら、機械的にでも
人間がどういう考えをしているのかを理解するよう努力すべきです。

 

これらキュゥべえの所業から、私たちが学べることは多くあります。

 

あなたはキュゥべえのごとく悪い魂胆など持っていないと思いますが、
ネットビジネスを初めて間もない時は、
まだターゲットとなる読者が何を望んでいるのか分からず、
知らず知らずに同じようなことをしてしまっていることもあるからです。

 

キュゥべえを反面教師として学べる事として、以下の事があります。

・顧客に不当なストレスをかけ、過剰な選択を迫らないこと

・顧客にサービスの説明をするときはデメリットも必ずすること

・顧客がサービスに関して勘違いをしないよう、メリットデメリットを説明し
意見のすり合わせをして顧客の同意を得ること

・自分の利益だけを求めるのではなく、顧客の求めることをすること

・顧客の事が分からないのなら、分かるよう学習を怠らないこと

などです。

 

 

これらはサービスを販売する事として常に求める必要のある事ですが、
キュゥべえはいずれも行っておらず、まさに詐欺まがいの手法で
少女を契約へ勧誘していました。

 

 

アニメ放送の結末としては宇宙のルールが変わり、
少女が犠牲とならなくてもよい世界となりました。

しかしキュゥべえの性質は変わらず、
同じような状況になれば、いつでもまた同じことをするでしょう。

 

 

あなたはこうはならないと思いますが、
ぜひ、キュゥべえの行いを反面教師として心の隅に置いておき、
読者のためのビジネスに取り組んでください。