どうも、ゆきけーです。

ここから前の記事の続きです。

静岡クレオバースアカデミー美食会:前日編

では静岡クレオバースアカデミー美食会、当日編のはじまりです!

 

 

16日

待ち合わせまでホテルでゆったり

今日こそが本番なので、昼食をしっかり味わうため
朝食バイキングでお腹いっぱいエネルギーを充てんしました。

(コンプリート欲のある私はバイキング形式の朝食は一口ずつ
全種類のおかずを取って食べるようにしています。)

チェックアウトした後は、ちゃんと学習して荷物をフロントに預け、
待ち合わせ時間までロビーで作業をしたあと、
1時間ほど前に待ち合わせ場所である西富士宮駅に向かいました。

 

駅へ向かう途中、バス乗り場の所で何やら地元の人ではないような
出で立ちの方とすれ違いました。

直感で(もしやメンバーの方?)と思いましたが、ストレートに聞くわけにもいかず
スルーをしてしまい、駅のベンチで待つことを選びました。

しばらくして先ほどの方が気になるので後ろを振り返ってみると、
駅の前で先ほどの方が、また地元でない出で立ちのスーツの方と
合流している様子を見ました。

もしかしてもしかするんじゃと思いましたが、
それでもやはり声をかけられませんでした。

 

またしばらくすると、その方々二人が私の座っているベンチの背中側、
反対側に座りお話をしはじめました。
耳に入ってくるのは「リスト」や「ブログ」「レター」といった専門単語。

もうこれ当たりじゃん!

と内心テンパりまして、ついに渾身の勇気を振り絞り声をおかけして、
自己紹介と相成ったわけでした。

先ほどはじめに見かけた方はNOVAさんで、
スーツの方はSHOTAROさんでした。

SHOTAROさんの運営されているサイト

 

その後はお互いのサイトや自身の考え方について、
とても有意義なお話をさせていただきました。

我ら陰キャと陽キャの違いやオタクの原理主義と自由主義など、
私見ですが色々な話をさせていただき、とても興味を持って聞いていただけて幸栄でした。

時間が早く感じ、気が付くと他のメンバーの方も続々と集合されてきました。

その時駅に来られた方々は

しんさん

ナカムラユウキさん

花香Cacoさん

そしてマスターのゆうきんさんです。

 

ゆうきんさんとは16年からメールやスカイプなどで交流をさせていただいていましたが、
実際にお会いするのは初めてでした。

ブランディングは自分で意図的に作るものである以上、
本人イメージとある程度離れる場合があるのは当たり前ですが、
ゆうきんさんのファーストインプレッションは

「一般人とは別の世界を生きている方のような、只者じゃない感」

がありました。

ご自身も以前夜の世界で実績を上げていたと仰られていますし当然かもしれませんが、
白を基調とした中世の騎士のがっしりとしたサイトイメージとは裏腹に、
黒を基調としたシャープな出で立ちの方でした。

他の方と会話している様子を見ても、多人数との対話を難なくこなす頭の回転の速さ、
気づきも鋭く、説明のしかたも相手に合わせて自在に変えることができ、
すぐに利発で明敏な方だと分かりました。

ネットの向こうからでは分からない、ライブ感があって圧倒されました。

 

参加者の方の一人である倉本さんは諸事情により遅れるそうなので、
私たちは一足先にレストランへ移動し待っていることになりました。

倉本さんのインスタグラム

 

美食会の開演

レストランビオスに到着してからは、何人かの方が倉本さんと連絡を取りながら、
とりあえず全員で待機していました。


 

店の隣には畑があり、ヤギが飼われていました。
私は最初ラムか乳かと思ったのですが、後で聞いた話によると純粋なペットとのことした。


 

あと食事会の最中に耳に入った話ではラムの刺身(!!)はとても美味しいとのことで、
子ヤギを穏やかな心持ちで眺めつつ刺身を食べたいという
二律背反する感情の海に心を解き放ち漂流していました。

 

一方でNOVAさんは、私が抱いていたサイトイメージとはかなり違う方のようで、
ヤギの近くまで行き写真を撮ったり、牛舎で写真を撮ったりと、
探検家にも似たバイタリティと行動力、柔軟さを感じました。

またストイックなイメージとは良い意味で真逆で、とてもフレンドリーで聞き上手で、
相手から話を引き出すのが上手な方なんだなと驚きました。

 

ナカムラユウキさんは、今の私のメルマガバナーを私が依頼させていただきまして、
作って下さったご縁がありました。

ナカムラさんもサイトイメージでは謎だらけな感じですが、
お会いしてみるととても明るく気さくに接していただき、
堅いイメージが一変して、親しみを感じました。

特にナカムラさんは私の当初の脳内イメージが
あまりにも神ブランディングが極まっていたので、そのギャップのあまり、
はじめは名前とお姿が脳内で繋がるのに時間がかかってしまい
タクシー内など、失礼をしてしまいました・・・。

 

しばらくしていると、先に食事会を始めていることになり、私たちは中へ入りました。

店内は木造や漆喰で作られていて、和風だけどログハウスやロッジのような
自然的な和洋折衷が見られました。



 

壁にもレトロ感があったりヤギの人形があったりなど、
遊び心がありつつ木の枝を使っていて自然を生かすというコンセプトを
存分に受け取ることができます。

 


 

案内された席はCacoさんが考えられたようで、
ゆうきんさんの意図を汲んで反映させたようです。

私は向かって左側にCacoさん、正面にSHINさん、右にナカムラさんという席でした。

となりに家族でない同グループの女性がいる外食なんて初めてなので緊張しました。
周囲には素晴らしい実績のある方々ばかりでおおお・・・とガッチガチでしたね。

ですがCacoさんがよく話を振って下さり、とても心地よく会話ができました。
おかげで他の方々のことも知ることができ、私だけではお話できませんでしたので助かりました。

コミュ力ってしゅごぃぃぃ…

 

席に用意されたお皿なども自然を意識して、統一感が出ていました。
この自然感というテーマはこのお店やメニューの全体に徹底していますね。
お皿は柄に合わせて窪んでいて手が込んでいると分かります。


 

近くには木の枝や草や木の実で出来たタワーのような飾りがあり、
ここにも遊び心が現れていますね。


 

席には座席表を兼ねたメッセージカードが置かれており、ゆうきんさんから
一人一人へ宛てたメッセージが書かれていました。


私宛のメッセージはあえて内容は載せませんが、
もちろんです!と返事をさせていただきます。

 

店主の信念を感じながら料理を堪能する

まずはじめにお酒やソフトドリンクを選ぶことになり、
一杯だけ・・とシャンパンのみを最初は注文しました。


 

早速運ばれてくるのは前菜の前菜、アミューズです。

そしてアミューズが運ばれた時点で、全員で乾杯しました。
美食会の始まりです!

シャンパンは店主の方が直前に目の前で開封していたのを見ることもでき、
まさにライブ感ですね。



 

味の方は、キリッとした口当たりと
甘くないフルーツのような味わいがしてすっきりしました。

 

〜ビオス メニュー〜

1. 新玉ねぎと牛乳の冷製スープ

2.長ネギのスパイシーなチーズせんべい

3.ニジマスのムース

4.じゃがいもとイワシのマリネ

5.アスパラの レモン風味

6.たけのこクリーム パルミジャーノ

7.菊芋のりんごチーズ ほうじ茶

8.芝川のイワナとマッシュルームピューレ

9.富士の鳥の赤ワイン煮ビネガー の玉ねぎ添え

10.タイムの花 バナナムース

11.ピスタチオチョコケーキ

12.サツマイモのクリームブリュレ

 

 

1. 新玉ねぎと牛乳の冷製スープ

新玉ねぎの出汁と、牛乳から作った生クリーム、おそらくオリーブオイル。
この3つのみを使ったスープドリンクです。


見た目がシンプルですね。ガラスコップに牛乳を入れているようなイメージでしょうか。

こくんと一飲みすると、玉ねぎのじんわりした甘味、クリームの素直ななめらかさを感じられ、
とても素直な味わいで美味しかったです。

 

2.長ネギのスパイシーなチーズせんべい

これは長ネギをじっくり煮込み、甘ーくしたものを、
焼いたチーズでサンドしたものです。


 

カリッとしたチーズの香ばしさととろっとしたネギの甘み、
食感の違いも楽しめました。

 

3.ニジマスのムース

ボール状のシュークリームの中に、
ニジマスのムースを入れたクリームが入っており、
赤い粉はパプリカパウダーです。


これも触感が素晴らしく、特に噛んでいると中から出てくるムースが、
魚の旨味を出しつつも微塵も生臭くないところ、
粒度も細かく舌ざわりが極めてなめらな事に衝撃でした。

 

4.じゃがいもとイワシのマリネ

ジャガイモのニョッキの上にイワシのマリネが乗っています。
フレーバーとしての香草も。
(右のやつ)


 

ニョッキの弾力のある芋の味とイワシの旨味が合わさり、
前の2品よりも味のボリュームが上がっていることが分かります。
これがアミューズという協奏曲におけるメインテーマ、いわばサビですね。

 

5.アスパラの レモン風味

軽く塩ゆでにしたアスパラにレモンマヨネーズがかかっているだけのシンプルなものです。


 

しかし素材がシンプルな上にソースにも余分なものが入っていないので、
レモンの酸味とマヨネーズの油味が合わさり、
キューピーのCMで見るより確実においしいマヨアスパラです。

特に酢でなくレモンの酸味であることでフルーティーさが加わり、
野菜とフルーツを食べているようでした。

このアスパラで口をさっぱりさせることで、アミューズ自体がひとつのコースとなって
起承転結が描かれています。

音楽の章のように、始まりや盛り上がり、
終わりまでを一つの作品とする考えが、コース料理にはあります。

 

ここからがいよいよ、メインのコースの始まりです。

置かれたナイフとフォークもシンプルで機能美に溢れています。無駄な装飾が一切ありません。


 

装飾よりも、「地」の特徴を生かす方向性だという事がうかがえますね。

 

6.たけのこクリーム パルミジャーノ

新鮮なタケノコをシンプルにローストし、
パルミジャーノレッジャーノと胡椒をふりかけたものです。


見えませんが後ろにはタイムがあり、前のハーブはローズマリーです。

これまた見えませんが、タケノコのクリームが別途ありまして、それを付けて食べると
瑞々しく香ばしいタケノコとクリーミーさが合わさり、ほのかな苦みもあって、

「乾」と「湿」のハイブリッドともいうべき絶妙かつ不思議な味でした。

 

パン

メインのコースにはパンが付いてきまして、
・しっとりしてモチモチとしたパン(おそらくブリオッシュに近い?)と、
・酸味のあるしっかりとした歯ごたえの全粒粉パン
の2種類が楽しめました。



 

付けるものとして、バターとクリームチーズの中間のような味わいのバターと、
岩塩が出されました。

見えにくいかもですが、木の器の表面に抹茶が苔をイメージして振りかけられていました。
抹茶を振ることで木の株を演出されていて、細かい所にも「粋」が感じられました。

 


 

神は細部に宿る”とも言われていますが、やっぱり見過ごしてしまうような所にこそ
神経を配ることで、工夫に気づいた人はその細やかさに感動してくれるものだな、
と体感しました。

 

ここでたまらずワインをコースで注文!
他のメンバーの方々がおいしそうにワインを飲んでらっしゃるのを見て、
もう居てもたってもwwww
(のんべぇではありません)

頼んだ時点からのワインの提供なので1杯目は逃してしまいましたが、
2杯目からなのでモーマンタイです。

 

この白ワインはブルゴーニュのシャルドネとのことでした。


柑橘系の、梨?のような匂いを感じました。(合ってるかはわかりません)
まろやかでそれほど辛くありませんでした。

 

7.菊芋のりんごチーズ ほうじ茶

これは菊芋をベースとしたスープです。クリーミーでポタージュのようですね。


 

とても具だくさんで、煮た菊芋がホクホクとしていると思ったら、
なんと角切りの生リンゴのシャキシャキとした甘酸っぱさが味を引き締め、
リコッタチーズの澄んだミルク感に、
この泡はほうじ茶です!一緒に口に運ぶとほどよい苦みがスープ全体を安定させます・・・。

しかも表面に見えるゴロゴロとしたものはカリカリに焼いた菊芋で、
カリカリサクサクと軽妙な歯ざわりとローストした香ばしさが漂います。

一口ごとに様々な味わいや噛み応え、香りが全方向から押し寄せてきて
非常にエンターテイメントな一皿でした。

最初は分析するために一個一個チマチマ食べていましたが、
これはスプーンいっぱいにすくって口に入れ、お口の中のパーティークラッカーの鳴る様に
心を躍らせて食べると美味しいものだと分かりました。

 

このあたりで、諸事情のあった倉本さんがここへ到着しました。

倉本さんはとても砕けた雰囲気の、近所のお兄ちゃん感がして、
初対面ながら誰とも打ち解けられそうな優しさを感じました。

多くのことに精通している感じを受け、
私の知っている範囲外の話がポンポン出てきて刺激を受けました。

普段私が同じようなジャンルしか触れてないんだなぁと感じさせられました。

 

倉本さんが好きな音楽グループはミスチルらしく、
その熱心なお話を店主の方が聞いていたのか、
いつのまにか店内のBGMがミスチルの楽曲になっていました!!

うるおいてい本店といい、やっぱり良い店というのは気配りがすごいですね
恐れ多くて、ついかしこまってしまいました。

 

これでメンバーの方全員が揃ったので、やっとここからが美食会の本番です。

会話もメニューもどんどん盛り上がっていきます。

 

 

8.芝川のイワナとマッシュルームピューレ

芝川の、いのかしら、という所で捕れたイワナの身をソースで覆い、
上にマッシュルームのスライスを載せています。


 

ソースはマッシュルームのピューレとブラウンチーズ、セロリの葉が入っているそうです。

イワナは、川魚でありながらもまるで肉のようにジューシーで、
マッシュルームの香りとよく合います。

川魚は山の幸、であれば山の幸であるキノコと合うのも自明の理、というわけですね。
魚の味とキノコの味がうまく調和しています。

イワナとマッシュルーム、チーズの味がよく出ていて、
逆に余計なものが一切入っていないので、素材の味が全面に引き出されています。

調味料も最低限で、食材の味を邪魔していません。

 

 

ここで出されたワインは、サンペレーという地方、ローヌの北の方らしいです。


 

「サンペレ・ブラン・アルモニー」という名前です。



 

マッシュルームと合わせていたのか、キノコのような匂いが、私はしました。
アルコールのパンチが感じられ、不思議なワインです。

料理との相性は・・・正直よくわかりませんでした。
ワインとの相性についてはずっとこんな感じです。

ですが店主の方が料理に合わせて出したと仰っていましたし、
今回の参加者の方で美食家の方も料理にマッチしていると仰っていましたので、
私の舌がまだまだ子供ということなのでしょう。精進したいものです。

 

ここで、店主の方が料理やお店について、ご自身のマインドをお話しされました。

シンプルで何を食べたのかがよくわかる、素材の味を生かした料理

テロワールという概念に基づき、地元の食材を使って料理をする
そのために自分で畑や動物を飼っている

ヤギはペット

 

ここで出てきた言葉「シンプル」。
これは今後のネットビジネスでも主要なキーワードになってくるということで、
すぐに話が盛り上がりました。

ネットでは書かれていない㊙情報なども交えながら、今後のネットビジネスの展望と
取るべき方向性を熱心に語り合いました。

 

 

9.富士の鳥の赤ワイン煮ビネガー の玉ねぎ添え

さーていよいよ1番のメインディッシュ、肉料理です。


 

このお肉は富士宮産の鶏の胸肉を、私たちが到着する時間に合わせて
最適のタイミングで供出できるよう、事前にじっくり熱を加えていたそうです。

料理を出すタイミングに合わせて調理をしていたなんて思いもしませんでした!!

そのおかげで肉はフワフワでしっとり、胸肉らしく弾力がありますが、
決して固くありません。

付け合わせに赤ワインビネガーで和えた玉ねぎが添えてあり、
白身魚のように繊細な味わいのお肉によく合います。

主張しすぎないちょうどいい味付けの甘酸っぱい玉ねぎが、まるでお互い譲り合い、
あるいは優しく抱き合うようにハーモニーを奏でていました。

緑色のオイルはノビルという植物から取り出したオイルらしく、
オリーブオイルなどとは違ってクセがなく、適度に爽やかさを添えていました。

 

ここでついに赤ワイン突入☆

ブルゴーニュのピノノワールです。


 

「ブルゴーニュ ピノノワール レ ジュネヴリエール2016」です。



 

ピノノワールらしく軽めの赤で、カシスのような果実味がギュッと感じられます。

パンチも抑えめで、なるほどこの鶏肉と相性がいいようです。
が、やはりマリアージュを感じられるほど私の舌はまだ鋭くないようです。

 

 

10.バナナのムース タイムのジュレ(恐らく)

ここからはデザートになります。


 

器が変わっていますね。どんぶりみたいですが底が狭くなっています。


 

一見バナナが切って置いてあるようですが、実はこれムースなんです。

冷たくてフワフワとして、口に入れるとジュワーと泡が溶けていきます。

ここでやっと、レストランビオスがガストロノミーを
取り入れていたことに気づきました。(遅すぎ)

上にはピンクのお花が添えられていますが、これはタイムの花です。

更にこれは店主に聞いた訳ではないので推測ですが、
ジュレにもタイムのエキスが入っていると思われます。

このジュレを口に入れたとたん、お花の香りがドーン!と感じられました。
香りの津波のように錯覚するほどです。

口の中がお花畑になったように覚えています(頭の中もお花畑?)

この器の形は、香りを最大限に伝えるための形状なのかもしれません。
よく考えられています。

 

ここで話題は動物占いになりました。どうやらコミュニティ内では
動物占いが流行っているらしく、皆さんどの動物の何か、
みたいに話し合っていました。

私はその場ですることはできませんでしたので、帰宅後にやってみました。

5アニマルでの結果

【本質】虎 【表面】ライオン 【意思決定】ひつじ 【希望】ライオン 【隠れ】虎
でした。

うーん合ってるような・・・どうなのか・・・。

自分では表面など、自覚できないかもしれないので分からないのかもしれませんね。

誰か他人に見てもらった方がよく分かりそうです。

 

 

11.ピスタチオのチョコケーキ

これは茶色の部分がピスタチオ入りのチョコケーキで、
白い部分がレモンと塩のメレンゲです。


 

これは小麦粉を使っていないらしく、どうやってケーキにしたのか

私、気になります!

甘いチョコケーキの部分と塩レモンの部分とでバランスが取れていて、
クドくなく口の中での味のバランスがいいです。

これが一口ケーキとして包装して売られていたら20個くらい連続で食べられそうです。

レアチーズケーキとナッツ入りチョコケーキを一緒に食べると、
このデザートの恋しさを紛らわせそうです。

シンプルなケーキなので、都会的で前衛的な盛り付けのメニューの中、
何気にホッとしたメニューでもありました。

 

最後のワインは、少し貴腐が入った甘めのワインです。



 

ロワール地方だそうです。


 

ハチミツのような甘さがあり、酸味もあるので飲みやすいです。

アルコールの刺激は優しめです。さすがデザートワインですね。

 

12.サツマイモのクリームブリュレ

最後のメニューです。名残惜しいですね。

中にサツマイモのクリームを入れたクリームブリュレです。


 

表面はカラメルでカリッとしています。

手で持てるようにしているのが何気にすごいです。

普通のクリームブリュレはカップで作るのですが、何をカップ代わりにして作ったのでしょう。
サツマイモの皮?

口に含み歯でカラメルを砕いた瞬間、中から安納芋より甘ーいクリームが出てきて至福でした。

これと合わせるのはお茶になっていまして、レモングラスやミントなど、
複数のハーブから取ったハーブティーです。


 

鉄瓶で注がれまして、南部鉄瓶のある県民としては少し誇らしくなりました。


 

香りも純粋に何かの香り、とは断定できないあたり、
やはりブレンドしたハーブティーです。

ですがこのブレンドが素晴らしく、何度もおかわりをして飲んでしまいました。

やっぱりお茶はいいのぉ・・・・。

 

こうして、はじめての食事会はつつがなく全てのメニューを喫食し終えました。

ビオスでの食事中も、多くの方々のリアルならではの濃密なお話を聞くことが出来ました。

普段の生活や家族の話、ビジネス上のスタンスなど、ビリヤードの玉のように
非常に幅広いお話を聞けました。世界は広いなぁ・・・。

 

レストランビオスを後にするときも、店主の方や店員の方から
こだわりについて、熱いお話をきくことができました。

本当に強い信念・ロマンを持ち、楽しんでやっていらっしゃるんだなと思い、
このレストランを訪れることができたことを幸栄に思いました。

一人の人間の人生・理想が凝縮された結晶を頂くんです、
芸術と言わずに何と言いましょう。

また機会があったら訪れたいですね。
今度は冬とかまた趣が変わって良さそうです。

 

二次会で居酒屋へ

ビオスでの食事会のあとは、全員でタクシーで西富士宮駅へ戻り、電車で富士宮へ。
そのまま解散する方と残る方で別れました。

私は途中で帰る予定でしたが、それまで少しの時間、
居酒屋での二次会にご一緒させていただきました。

メンバーはゆうきんさん、NOVAさん、SHINさん、Cacoさんです。

ビジネスのアドバイスや、食事会よりも深いご自身のことなど、
貴重なお話をたくさん聞かせていただけました。

一緒に価値体験をするのも代えがたい臨場感があり魅力的ですが、
教わるのもネットの向こうとリアルで向かい合うのとでは
全然情報量が違いますね。

顔が見えるので細かい意思疎通もできますし、気持ちがダイレクトに伝わり、
レスポンスも最短で済みます。

その時に書いていた短いレターのようなものを直接皆さんに見ていただき、
ストレートに足りない部分を指摘していただけました。

帰りのバスの時間が迫り、お手数をおかけして
タクシーまで呼んでいただき、感謝しかありません。

私は胸いっぱいで帰路へとつきました。

 

まとめ+その後の小話

今回、私が最も得たのは、「熱」です。

今でゆうきんさんや仲間の方たちと交流をさせていただいてきましたが、
いつもネットの向こうでした。

私はモチベーションの上下が激しい性格で、最初に持っていた稼ぐことへの思いも、
オタクの同志を助けたいという願いも、時間と共にぼやけていき、焦っていました。

ネットの向こうでは相手がどんな思いなのか、言葉だけでは分かりません。

今回コミュニティの方々と実際に会ったことで、
顔を見て、姿を見て、動作を見て、声を耳で聞き、オーラを感じ、
生身の体で肌で「熱量」を感じることが出来ました。

もちろんコミュニティには私よりはるかに実績のある方々ばかりです。

ですがリアルに会うことで、コミュニティの方々と「思い」を交流させることができ、
腐っている暇などないと感じました。

他人と比較してエンジンをかけることも時には必要です。

しかし一方で、だれに負けたとしても、
自分のビジネスのメインを握っているのは自分自身であり、
歩みを止めなければ誰に追い抜かれようともいずれ
自分の手で、足で、目標までたどり着けることを再確認しました。

 

富士山は「火」のパワースポットであり、膨大な地球の熱量を蓄えている存在です。


私が今回の機会に富士山を訪れたことは決して偶然ではないと思います。

私自身の「灯」を、決して絶やさぬよう、自分に言い負かされないよう、
一歩一歩手を動かして歩いていこう、と強く思えました。

 

LAST STARDUST

 

 

と、そんなことを考えながら、そういえば買ったまま飲んでいなかった
知的飲料をバスの中で口を付けながら、眠らない都市に映る
地上の星を眺めていました。





 

 

岩手へ出発する夜行バスを待つ間、夜間の空腹に備えてファミレスで夕食をひっかけました。


 

安定のグリルチキン。

いやーなんというか、安心する味というか、庶民的なものに安堵しました。

 

これで静岡旅行は完結だと思いました?

残念!まだあるんです!

実は、最後にとんでもないことが私を待ち受けていました。

 

岩手に到着してから気づいたのですが、なんと身分証やクレジットなど、
カード類を全て入れていた財布を無くしてしまっていました!!

帰宅するなり家中探すも見当たらず、警察署やカード会社などに電話をかけまくり、
現在も見つかっていません。

綺麗にオチまでついた私の静岡旅行でした。

財布に関しては色々と思うところがあるので、それはまた別の記事で・・・。

何か・・・大事なものを・・・落とした気がする・・・